ごはん食べるかい?

ココロとカラダにおいしい食べ物を日々探求中。管理人の趣味のおもむくまま活動しております。

◆午前の光3



■献立:青椒肉絲、たけのこと鶏肉の煮物、シラサエビのからあげ、ミネストローネスープ、マンズ・スパークリングワイン「ドミ・ドゥ」ブラン(白)
--------------------------------------------------------------------------------
昨日、飲み会に出かけて小倉に出たついでに、待ち合わせ時間までの暇つぶしに本屋でパーム29「午前の光3」を買って読みました。(ほんとはアマゾンで予約してたので、帰宅後キャンセルした)「ああ、やっぱりねー。今んとこないのは『近親相姦と云々……』て、『愛でなく』の中でフリスが言ってたのはやっぱり複線だったんだ。つか、読者は皆、うすうす感づいてたよね。つか、作者がそれらしく匂わせてたし。……この匂わせる、つーのが巧い人なんだよなあ、やっぱ。下手な作家だと、『それはちょっと突然すぎる』とか『展開が突飛過ぎる』とか批判されるし。余りにバレバレだと、興醒めするし。この匙加減が絶妙なんだよなー」と感心。しかし、話的には今回はまとめるためにまとめた、感がぬぐえない感じで、ちょっと物足りなくもあり。ジェームスが本当につかの間の幸せの中にいて、それがつかの間だって見ているこっちにもわかるので、なんだかツライです。『幸せすぎて怖いの』ちゅーのは正にこの感じなのだと。つか、この間、獣木さんのサイトに行って「どうか今の幸せをのがさないでください。……幸せは未来や遠い場所にはない。今ここにあることに気付いて、どうか心ゆくまでそれを味わってほしい。悪い習慣を遠ざけ、良い習慣を続け、なるべく健康で、五感を研ぎ澄まし、全身でそれを感じてほしい。できれば毎日満ち足りた気分を味わってほしい。それがわたしの願いです」(以上、獣木野生さんのサイトhttp://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/TIME.htmlより引用)という作者本人の言葉を読んだあとだと、なおさら、この午前の光が深く胸に沁みるというか。獣木さんほどではないですが、私も肉親のことでイロイロと悩まされた人生の一時期を経てきて、それ以前の平穏だった頃を振り返ると、当時はそれを幸せだなどとは感じたこともなかったのに、あれが幸せな生活だったんだなあと、しみじみ、思ったりするので。もちろん、毎日ごはんがおいしくて、犬がかわいくて、やるべき仕事と果たすべき使命がある今の暮らしも、遠い未来に振り返れば、「ああ、あれは本当に幸せな日々だった」と思い返すことになるのでしょう。